とびだせ ユズアメの森

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メルルのアトリエのすすめ


メルルのアトリエの二週目を進め、おそらくTrue Endと思われるエンディングを観たらものすごーくよかったので満を持しておすすめ記事を書きます。エンディングはもう少し残っているので、もうちょっとやりますが・・・。萌えゲーと思ってたけど女子に(男子にも)プレイしてもらいたい、良作だと思いました。
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事件はアトリエで起きてるんじゃない!

アトリエはその大半をアトリエ内であれこれ調合して過ごすため、はたからみるととんでもない作業ゲーにみえることうけあいです。しかし、メルルのアトリエのおもしろさは実は「いろいろなイベント」「いろいろなエンディング」をいかに回収し、かつ効率よくプレイするか?というアトリエの物語の外のマネージメント的側面があるかと思います。一言でいうと「セーブデータ管理ゲー」?みたいな? 自由度のある中、セーブというバックアップをうまくとりつつ、効率よく進めていく工夫と集中に「悦」がある、と思います。
この炎系のボス倒しにいくのは冒険者レベルが足りないかなぁ〜、いやでもこの材料使えば「破壊者の祝福」の特性ついた爆弾できるな・・そうだその特性をもたせた「溶け出す魔力」性能のレヘルン(氷爆弾)を調合すれば・・・?ついでに「大きい」特性をつけて・・できたぁ!早く試したいよぅ!!と興奮して、低レベルでボスに大勝利してみたり?とかがたまらんです。

メルルのアトリエは2周したい

周回プレイを前提として要求されるとめんどくさいとおもうかもしれませんが、むしろ2周目ほどすばらしく楽しかったです。メルルのアトリエは一周目の装備品を二週目に引き継げるのですが、錬金生活に便利な装備や戦闘時に強い装備を一周目で備えてあるため序盤がさくさく進み、さらに一周目でシステムに慣れたおかげで、一周目とは比べものにならない効率プレイ(俺TSUEEEプレイ)ができひたすら悦り、脳内麻薬が止まらない。のりにのってプレイしてるときほどゲームて楽しいものです・・・。主人公メルルとのシンクロ率も一周目の比ではなく、周りのキャラクターにもひとしお愛着がわきます。
二週目しか仲間にならないキャラクター関連のイベントがあるのですが、これがまた主人公の運命を際立たせる良いしかけ。むしろメルルが一国の姫であること、そして「メルルのアトリエ」「アーランドの錬金術士」の意味とは?というこの作品ならではの魅力と感動が二週目に効いてくると感じました。ほんと・・・やられたというか・・・うぅ・・・ネタバレ自重します。ただプレイ効率みたいな側面でいうと、キャラクター全員と仲良くなったよエンディングは二週目しか狙えないなので、一周目はキャラの友好度とかも俄然無視してさくっと回して、二週目を味わいつくすのが最良のプレイのしかたかと思います。

すてきBGMはいかが?

メルルのアトリエの魅力の一つが、以前の記事でご紹介した強敵バトル曲「錬金少女メルルのうた」が歌詞もメロディも秀逸という話ww 
それはさておき、アトリエってほとんど「アトリエ」と採取地と執務室と酒場の往復作業(たまにイベントで一枚絵がみられる)だけじゃないか、といわれるとほんとそうなんです。アトリエにこもって明日のために調合!
そこで、おすすめしたいのが、メルルのアトリエを完全な「神ゲー」に昇華させる「神DLC」の存在!!その名も「差し替え用BGM メルルミックスパック」!300円で、これまでのアトリエシリーズ収録曲200曲以上きき放題、BGM替え放題っっ ふおおおお!!! PS時代にはまり、はじめての自分のPCでmidi集めに興じてたあの頃の思い出大放出!エリーのアトリエの、調合にのめりこみすぎて部屋が汚くなったときのBGM「あたしの楽園★」*1まで!プレイしたけどわたしの中で影のうすいGBAやDSのまで!
アトリエの曲は繰り返し耐性に強く、思考の邪魔にならず、かつエンドレスリピートで集中力フルフルにあげる楽曲が勢ぞろいでホントよい。バトル曲ボス曲もよりどりみどり。やったことのないゲームでもほほぅという感じ。さらにボーカル入りの掘り出し物の曲もいろいろ。B級キャラソン好き(アイマスろくにやってないのに曲全部歌えるクラスタ)としては「恋のアルケミック大作戦」だけにでも300円払えますね。

だからもっと輝く明日へ..そしてずっと笑えるように

基本的にアトリエと街を往復する生活で、ちょっとだけ支えてくれる大好きな仲間たちがいて、色褪せない色鮮やかな楽しいエピソードがときどき起こり(一枚絵w)、無茶ぶりだろっていう試練もたまにあって。
そんな毎日を、自分なりにまじめに、工夫しながら前向きに、がんばるヒロイン。年を重ねるごとにちょっとだけある成長した実感。何か1つ小さなことでも(義務的なことでも)やり遂げるたびに広がる世界と景色。
貪るようにプレイする中、そんなことが愛おしく、じわじわと不思議なシンパシーになってきます。
人生は全然セーブデータ管理ゲームじゃないけど。わたしの人生も、家と職場の往復で月日を積み重ねていく作業ゲーで、たまには自分の力しか頼れないピンチに直面し。
でも
クリアする度エンディング曲(超絶神曲)「メトロ」を聴いて、うるっとして。ああ楽しかったなーとおもうとともに、こんなに清々しく、自分の人生に気持ちが跳ね返ってくるゲームって他にないです。エンディングは「エンディング」ではなく、それがどんな内容であれ、メルルにとってはむしろ扉が開いたとき。「つーか、これからっしょ」みたいなw。てわけで、この歳になって、またこんな風に愛せるゲームに出会えて幸せです。

小さな胸に 抱えた感謝の言葉
大好きだよ みんな ありがとう

OMAKE: 初心者プレイヤーさんに向けたアトリエ攻略的ライフハック。「トラベルゲート」!

アトリエシリーズのお約束は、「期間」が決められていることです。メルルのアトリエの場合3年+順調に行けば延長戦2年。自由にプレイするのが楽しいのですが、間に合わなかった場合が悔しいので、日頃からカレンダーを見て無駄に日数を重ねない癖をつけるのが、効率プレイを楽しむ第一歩です。遠い採取地での課題は一回のお出かけですむようまとめて準備してから出かけたいです。小さな積み重ねですが、例えば採取地では赤いメーターがマックスに近いときでなく、1つや2つ(一日でできることをやりきったとき)に帰還すれば実質半日短縮できます。移動が速くなる開拓装備は、効力が高いものを早い段階で調合して装備したいです。この装備は二週目に引き継げます。

そんな中で、採取地から一瞬でアトリエに戻れる「トラベルゲート」というアイテムは、日数圧縮という意味でも、深いダンジョンから帰るのめんどいという意味でも超便利アイテム。一刻も早く調合すべし!レシピ解禁は錬金Lv40ですが、実はその材料で2つも必要なアイテム「瑠璃色の羽」が安定して採取できるようになるのは終盤なのです。ということで、瑠璃色の羽をいかに早く入手するか?というのが勝負になるのですが、見切った。

  • 一つ目:師匠にもらえる。トトリさんの依頼は積極的に受けていきましょう。
  • 二つ目:師匠の師匠の師匠から買える。王国市場の開拓はいつも最優先!

これで、順調にいけば3、4年目にはつくれるようになるかと。

*1:当時曲名をはじめて知って「楽園★(テヘペロ」じゃないよボケ(部屋汚くなる調合成功率が下がる)と思いつつ、その状態に陥ると、「生きているホウキ」などの調合か、掃除屋の妖精に頼むしかなく、ヒロインのエリーにあくまで「掃除する」というコマンドがないところ、大好きでしたwwwちなみにメルルのアトリエには掃除大好きな、かあいい幼なじみのケイナが度々掃除してくれるので散らかることはないのです!