とびだせ ユズアメの森

ゲーム、ガジェット、手芸中心のお絵描き雑記ブログです

ゲーマーだけど編み物するよ!初心者におすすめの指編みの帽子

編み物がめっちゃ楽しい、ということに気がついた年末年始。モンハンと編み物ばかりしていました!

遅ればせながら、あけましておめでとうございます〜!



編み物にはまったきっかけである、指編みの帽子。

極太の毛糸や、太めの毛糸を何本か同時にざくざくと編んでいきます。道具不要で指だけでできて、形も良くて、素人のわたしでも数時間で完成する!編み物知識ゼロから初めて作ったときも5時間くらいしかかかりませんでした。

作り方はこちら。
www.youtube.com

つばの部分は、「このあたりからツバ的な感じじゃない?」と思う箇所から、最初に作った頭頂部と全く同じように目を増やしていくだけ。最初はAVRILのムック本を買ったのですが、なくてもこの動画だけでできると思います。



上記の手法で帽子を2個作り、さらにアレンジを作り、身につけたりプレゼントしたりしてわかったのですが


意外とほめられる。
編み物、なんか意外とほめられるぞ・・・!?


欲が出て編み物本をジャケ買いしたり、ネットでピンときた毛糸を買い集めたりしているうちに、ついに「道具」が必要なフェーズにきました。
編み物の道具って、毛糸や編むもので道具の針サイズがmm単位以下で指定される上、「かぎ針」「棒針」「輪針」「アフガン針」などなどめちゃめちゃ種類が多く、びっくりします…。それがないとそのコンテンツが楽しめないけど一回買ったらそれを使う編み図は攻略し放題なんて、ゲームハードみたいだ…。というか編み物本のレビューみていると意外と「この本はかぎ針編みの作品は2点しかのっていないんですね。自分は棒編み派なので星2です」みたいな人もいたり、「棒針じゃなくてかぎ針で作る編み図ありますか?」とか「輪針は棒針も兼ねるし万能」「全部用途が違うのだから全ての針を0〜15号そろえるべき」みたいな人もいたりしてゲームハード戦争みたいやで…。
指先の単調作業の中に潜む(糸継ぎ、トラブルなどの)ドラマチックな展開、編み図につまづいても「ゴム編み」とかでググるとたくさんでてくる攻略動画、技術を覚えスピードが上がるプレイヤースキル上達の喜び、そしてなにより新アイテム完成という実績解除的な達成感と、装備する見せびらかし要素。

ああ、編み物はほぼほぼゲームだったんだなゲーム。

カーチャンもバーチャンも夢中で編み物してたけどあれゲームだったんだなゲーム。モンハンに例えると、白疾風ナルガ一式を周回して集めてたというか。


そんなことを思い馳せながら、道具を少し買い、今は靴下に挑戦しています。靴下は、帽子と違い家にたくさんあっても困らない上、外で身につけるのはちょっとという派手な色やファンシーな色にも挑戦でき、プレゼントするにしても相手の趣味と合わないことをそこまで心配しなくてよい!次に覚えるにはベストチョイスだと思ったのです。


編みかけ どん

でかい!
※サイズ比較として、タバコがないので横にカステラをおいています。

これね。まだ片足のくるぶしくらいまでしか編めてませんが、両足が入るくらい大きいんです…。

うぅ、あきらかに バッドエンドルート入ってるよ!あるいは育成失敗してるよ!今さら引き返せない、でももう片足も編まないとクリアには至らない!しかも帽子と比較ならない攻略難度とプレイ時間!洗濯して縮んだら重ねばき用のルームソックスにはなるか!?



編み物は日本では「手編みのマフラー」などのイメージがありますが、海外ではくつ下編みは一大ジャンルとなっているようで、それ専用の毛糸や針のメーカーも存在します。そんな"ソックニッター界"では片足を編んで(満足して、または挫折して)もう片足を編まない状況のこと、SSS(Second Sock SyndromeまたはSingle Sock Syndrome、片足靴下症候群)というそうです。初心者を高みから見おろすようなネットスラングが存在するところもゲーマー的ですよね!!!