とびだせ ユズアメの森

ゲーム、ガジェット、手芸中心のお絵描き雑記ブログです

iPhoneの写真の「ピープル」機能をオタ活に使う

iPhoneがiOS10となり、目玉機能の一つがデフォルトアプリ「写真」の「アルバム」の追加機能の「ピープル」です。これは、iPhoneに保存されている写真から、どの人物が映っているか自動認識して分類、まとめておいてくれる機能です。

私は、普段の自分とプロのメイクさんに化粧をしてもらった時の自分が別人と見なされたことがショックで、全然使っていなかった機能です。

が、以前Macで、iPhoto(現・「写真」)の同様の機能を主に特撮オタク活動に使っておりました。

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撮りためたスクショの中から、自動でピックアップし献上される好きなキャラのアルバムを見てニヤニヤするという大変有用な使い方です。
当時(7年前)の弱点が、ゲームやアニメのスクショは自動分類ができないことでした。「なんで、、、プリキュアくらい本気出せば分類できるでしょ・・・」と当時は思ったものです。

そして時は流れ・・・

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うわぁ〜!で、できてる〜!

アイドルマスターシンデレラガールズのポニーテールが可愛いチアリーダーアイドル、若林智香(17)のスクショ22枚が自動認識されている〜ッ(「tomoka」という名前は手動でつけました)

と、ひっくり返るくらい驚きましたが、若林智香よりスクショが多いと思われる喜多見柚や南条光は分類できていないので、得意不得意があると思われます。

また、二次元の絵に関しても
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しまむーフォルダにとときんが一枚入っているが、概ね良好!!

現時点での精度はキャラによりかなりマチマチです。

ですが、アイマスどころか、アニメもあまり見ない人にとってキャラクターの見分けをつけるって相当難しいと思うのですよ。普通の人でも、外国の人は顔を覚えるのが苦手とかありますよね。
ましてやこの機能、外国のAppleのエンジニアが実際の人物の分類のために作った機能。

それが・・・

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横山光輝三国志の登場人物を分類しようとしている努力に泣けると思いませんか。

コミックスの表紙を並べただけの写真を、集合写真のように頑張って人物の分類とタグつけをしているところを見ると、
「そんな頑張らなくてもいいんだよ・・・」と言ってあげたい気分になります。

iPhone「この写真にはryoも映っています」(諸葛亮
私「せやね・・・」



技術は確実に進歩しています。これからの益々の発展に期待したいです。

ゲームやアニメはさておき、生身のアイドルや俳優さんの写真を集めている人はもう完全版の分類精度を手に入れているのではないでしょうか。ぜひピープルに「石田三成」とか「星野源」とか「矢口蘭堂」の自動分類アルバムを作ってみてください!

(そういやApple利用規約とかは見ていないけど、iCloudなどのネットにアップしなければ大丈夫なのでは・・・?/分類されるのって不可抗力だし、そういう人のiPhoneには、名前が付いていないだけでもう分類できていると思われる)


ピープルの手動調整方法メモ

上記の分類はガチで手動分類を全くしていない状態なのですが、手動でアシストしてあげるとより正確に分類ができて満足度が上がります。

分類結果を見る

「アルバム」「ピープル」や、「人の追加」で自動分類結果とその枚数が見られます。ソフトウェアアップデートしたばかりだと少し時間がかかります。

分類結果の結合

別角度(別メイク)だけど同一人物だよ〜という分類結果があったら、「名前の追加」で同じ名前にすればフォルダが合体します。

誤認識を削除

ある人のフォルダの中に違う人が入っている場合は、そのフォルダの中で「すべてを表示」「選択」をタップし、「顔を表示」を選びます。顔のアップのサムネが並ぶので違う人にチェックをつけ、左下の正方形から上向きに矢印が出ているアイコンを押し、「この人ではありません」を押します。または、3D Touch対応の端末でしたら、押し込んで上にすいっとスワイプして「この人ではありません」を指定するのが、一枚ずつなら早いです。

人物の表紙(サムネ/アイコン/カバー写真/キー写真)を変えたい

なんか写真写りの悪い写真がその人物のサムネイルに選ばれてしまっていて変えたい場合、上記と同じく「顔を表示」した状態でサムネにしたい写真を選び、左下の正方形から上向きに矢印が出ているアイコンを押し、「キーにする顔を設定」を押します。

そもそもiPhone使ってない

Androidやパソコンから使える、Googleフォトのアプリ/サービスも人物分類がありますよ!
こちらはまだたくさんは使っていませんが、「食べ物」「空」「ネコ」とかまで分類してくれる上に、「オムライス」「フェレット」などでテキスト検索しても自分の1万枚以上の写真からちゃんと選びだすので驚愕です。