とびだせ ユズアメの森

ゲーム、ガジェット、手芸中心のお絵描き雑記ブログです

【編み物】Ravelryで無料の編み図やパターンを検索する方法

こんばんは。最近「ゲーマーでニッター」が少し板についてきた感じがするユズアメです。でも編み物はまだ2年生くらいです。

最近は海外の編み物SNS「Ravelry」でいろいろな作品をみてヤーンスピレーションを高めるのがマイブームです。
ヤーンスピレーション: Yarnspration。毛糸の"Yarn"に"インスピレーション"をあわせた海外の編み物サイトでみかける造語。編み物に関する創作意欲みたいな感じだと思われます。


http://www.ravelry.com/


Ravelryとは

http://www.ravelry.com/

世界的な編み物&ニッターのSNSです。
ユーザ投稿の無料の編み図やパターンが充実しています。

トップページに「今2531人がオンライン!」みたいなことが書かれるのですが、「今、全世界で2500人以上が編み物をしている・・・」と思うと、孤独なソロゲームである編み物が壮大なオンラインゲームみたいな気持ちになります。

登録方法

http://www.ravelry.com/

ずいぶん前に登録したので登録方法はすっかり忘れましたが、「join now!」ボタンからメアドを入力して、メールに来たURLから登録...みたいな感じだった気がします。全然悪いメールは届かないです。

検索方法

ボックスに検索用語を英語で入れればOKなのですが、フィルター機能を使うことでさらに便利になります。

無料パターンに限定する

無料で見られるものに絞る場合は「Availability 」で「FREE」にチェックします。大体、無料のPDFがその場でダウンロードできます。ここを絞らないと、日本では手に入らない海外の本のパターンがひっかかったりしてがっかりすることも。

FREEに限定しない使い方としては、作家さんの名前や本の名前を検索すると他の方の作例がみれたりして楽しいかと思いますよ!、日本の書籍派の方も、「michiyo」とかで検索検索!

針の種類を指定する

かぎ針編みか棒針編みかは、ゲーマーで言う所のゲームハード戦争みたいなもので(PS4ニンテンドースイッチのような)、道具を持っていないとパターンをみつけても遊べません。

かぎ針か棒針かの指定は、ニッターなら棲み分けのためにも必要ですよね。
ちなみに日本では編み物を嗜む方々を「ニッター」といいがちですが、「knit」は海外では棒針編みのことを指すので、かぎ針派の方は「クロシェッター」が正式な自称になります。かっこいい。

針の種類は「Craft」で指定できます。

Crochet かぎ針
Knitting 棒針/輪針
Machine knitting 機械編み
loom knitting ルームニッティング

ルームニッティングは、「ニットルーム」 を使った、大きなリリヤンみたいな道具を使うものです。

毛糸の太さ

毛糸の在庫がある場合などは、毛糸の太さ「Weight」からも検索してみても良いのではないでしょうか。Ravelryの公式定義と、日本の毛糸ショップの公開ゲージをつきあわせた結果、英語の毛糸の太さと日本語の毛糸の太さの対応は以下のような感じになるかと思います。
f:id:yzuame:20170223194639p:plain

そのほか

「Difficulty」で難易度、「Hook Size」で針の太さを選べるので、自分のスキルや持っている道具に合わせて適当に選びます。下に行くほど難しい/太いです。私のようにかぎ針2サイズしか持っていない初心者も安心!

検索結果のソート

想像よりたくさんの結果が出てきて驚くと思います。例えば「ポケモン」のモンスターボール(Pokeball)だけで180個くらい作り方がみつかります。そんなときはドロップダウンリストから、順序も指定しましょう。

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Best Match 検索にかけた単語に合う
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海外の編み図の読み方

よく出る言葉

略称 英語 意味
k knit 表編み
p purl 裏編み
RS right side 表面
WS wrong side 裏面
tog together 一緒に編む
rep repeat 繰り返し
m marker 目印
pm place marker 目印おけ
turn turn 編み地を左右反転させ針を持ち変える

大抵PDF内に「Abbreviations」という項目で省略語の解説が載っているので、それを読んでYoutubeなどで検索!ど初心者ですが、いまのところこれでのりこえています。

Row 1 (RS): *k2 p2 to m; rep from* 3 times; k2tog , turn.

「1段目(表面):*{目印まで 表編2回+裏編2回を繰り返し}*をもう3回繰り返し、2目を一緒に表編。ひっくり返して裏面へ。」

こういうのが何十行も続くので、私も最初みたときは「英語の編み図はプログラミング言語かよ!!!」ってなっていましたが、どうやら自分がコンパイラになったつもりで頭から順に処理していけばよいのです。

どうしてこうしているのか・今どの部分を作っているのかわからないのは、下手なクックパッドの説明を彷彿とさせますね(無料で参照させていただきながらウエメセ)。日本の、方眼紙に設計図を書いた「編み図」のパターンがいかに優れているか実感できます。

この例は私が説明のためにスーパー適当に書いたもので、編んでも何もできません!

かぎ針編みも合わせて、いつか解読表まとめ記事も作りたいと思っています。