とびだせ ユズアメの森

ゲーム、ガジェット、手芸中心のお絵描き雑記ブログです

2017年買ってよかったもの:孤高のオーブンレンジ「ジタング」

そろそろ巷に2017年買ってよかったもののレビューがあふれる季節。
我が家の今年買ってよかったものとして、三菱電機のレンジグリル「ジタング」をご紹介します。

今年の2月に買ったので、うちのこは一世代前のモデルなのですが。

(↑こちらは、2017年5月発売の新モデル)

説明

レンジとオーブンとグリルが一体化した三菱のオーブンレンジ。「レンジグリル」という、レンジしてからグリルモードに自動で移行する機能が特徴。レンジグリルすると、中はレンジで均等にあたため、表面はカリっと焼いた仕上がりになります。

良いところ

惣菜温めのクオリティが高い

中をレンジで温めて外は焼くので、フライなどのお惣菜や、惣菜パンなどの温めのクオリティがとても高いです!スーパー・お弁当屋で買ったものの温め直しのほか、冷凍食品や冷凍していた作り置きとも相性が良いです。レンジで温めた感ゼロの、できたてこんがり感は病みつきです。

自動調理がワンボタン

キッチン家電は、「こんな料理ができますあんな料理ができます」ってアピールするわりに、いざ作ろうとすると面倒なことが多いんですよね〜。メニュー番号が二桁近くあったり、所詮附属本を読まないといけなかったり、あまり馴染みの無い食材と調味料使っていたり、「それ普通にお鍋でやった方が早いよね」みたいなのがあったり。
ジタングは基本的に「自動調理」というボタンを使うので、メニュー番号を参照する必要がありません。鶏肉に唐揚げ粉まぶして「自動調理」ピッで唐揚げ、器に野菜盛ってごま油とかかけて「自動調理」ピッで野菜グリル、蒸し麺と野菜盛って「自動調理」ピッでソースかけて焼きそば。
しかもレンジで中の火を通してから外を焼くので早い。ジタングの名は伊達じゃないな!ほとんどのメニューが10分以内に終わります。一時期オーブンでお肉と野菜を焼く「ぎゅうぎゅう焼き」なんかも流行りましたが、オーブンの予熱や根菜・肉類の中央まで火が通る時間を考えると1時間くらいかかったりするんですよね・・・。ジタングは予熱もないし、肉と根菜はレンジで火が通るので時短ですよ!

一応レシピブックも附属していますが、「冷凍たこ焼き 材料:冷凍たこ焼き」みたいな、やる気のない変に飾らない姿勢も大好きです。
f:id:yzuame:20171212182436p:plain

※フォローすると、「ローストポーク」など、塊肉にレンジでちゃんと火を通す+外側はこんがりさせるなど、ジタングならではの技ありメニューもちゃんとのっています。

レンジのあたためが温度から設定可能

久々のレンジの買い替えなので浦島太郎状態で、もしかしたら最近のレンジって当然みんなそうなのかもしれませんが・・・。レンジは自動モードは目標「温度」で開始するので、温めすぎや、「この量だと何分温めればええんや・・・」的な戸惑いが全くありません。突沸を防ぐ飲み物モードもあり、「飲み物」「50度」とかで温めればできあがりが「まだぬるい」「あっちい!」とかなりません。もちろんワット数・分秒でも簡単にレンジできます。

私はホットミルクを愛飲しているで、最新のオーブンレンジ欲しいと思いつつ、何年間も「酒・ミルクあたため」ボタンがある古い電子レンジから卒業できなかったのですが、ジタングにはかなり満足しています! 基本機能が快適なのは大事!

ご家族の中に、家電の操作が苦手、容器にワット数と温め時間が書いてない場合のレンジ温め時間カンが無い、という方がいるご家族にもおすすめできます。「レンジ」ボタン→「スタート」ボタンだけで、とりあえず80度設定の温めがスタートします。(デフォルト温度を設定で変えられるともっとよかったな〜)

残り時間の代わりに温め中の今の温度が液晶に表示されるのも、「30度・・・50度・・・対象の温度、みるみる上昇していきます・・・!」「間もなく目標温度に到達します!」的な実況をしたくなる楽しさがあるので私は好きです。

オーブンやグリルを使った直後にレンジが使える

オーブン作動後は中が高熱になっているのでしばらくレンジは使えない、ということが昔使ったことがあるオーブンレンジではありました。安全のため、1時間くらいレンジ機能がロックされてしまうのです!とはいえ、おかずをオーブン機能で作ったあと、レンジ機能でちょっとご飯や飲み物を温めたいことってわりとありますよね。ジタングは自己責任で、オーブン利用直後でもレンチンできるところも気に入っています。カタログや家電売場ではわからないところですよね〜。

掃除・洗い物が楽

庫内がフラットで、スチームを使った高機能オーブンレンジのような水入れなどが無いので掃除が楽です。

お肉の自動調理では、附属の角皿をさしこみ金網をおくのですが、角皿にはクッキングシートをひけば、お肉から油が落ちても捨てるだけ。附属の金網は食洗機に入ります!

サイズがコンパクト

背が低くて奥行きがある独特の大きさで、設置場所がコンパクトです。高さも含めて、単身者向けの古いレンジ(お皿がゆっくりまわるやつ)と同じ設営場所で全く問題なかったのがありがたかったです。

不満点

オーブンにしたときの高さが低い

コンパクトさはメリットでもあるのですが・・・。オーブンとして使うときは中央に中皿をさしこまないといけないことが誤算で、ストウブ鍋などをそのまま入れることができません。レンジの場合の高さもやや低いので、高さのあるレンジ調理器具などは注意が必要です。レンジでゆで卵(4個用)がギリギリかな?

マイナーな機種ぽいのが不安

ヘルシオ」とかと比較するとあまり名前を聞かないのが不安です。新製品発売タイミングや、サイズ・カラー展開も少ないです。

よく作るメニュー

MECオムレツ(トリニティ)

炭水化物の代わりに肉・卵・チーズをたくさん摂ろうという「MEC食」界隈では、お肉とチーズが入ったオムレツを「トリニティ」と呼ぶらしいですね。なにそれかっこいい・・・。というわけで、我が家は普通にご飯やパンも食べますが、トリニティオムレツは食べごたえもあって美味しいので週2は作ります。附属レシピの「スパニッシュオムレツ」の応用です。
作り方は、ひき肉・シュレッドチーズ・卵3〜4個・牛乳とかをオーブン皿に入れて、混ぜて、ジタングにいれて「レンジグリル」ボタンで自動調理をスタートするだけです。分数の入力すらしません。
ひき肉はパルシステムのバラ凍結タイプがジッパー袋からパラっと出せて便利。ひき肉の量が多いときは先にそれだけ解凍したりします。余ってる野菜を適当に入れることもあります。オーブン皿は、バターや油がなくてもスルっととれて、レンジとオーブンに対応している「viv ノンスティック オーブンウェア」シリーズが超おすすめです。

あわせておすすめのアイテム

iwaki ベーシックシリーズ ケーキ焼き皿 角型 KBT222

ジタングの角皿のくぼみに合う大きめのレンジ・オーブンに対応した容器。角皿に直接食材をのせなくて良い+野菜などをたくさん盛れるので便利。

レンジで簡単 ちょい焼き皿

こちらもオーブンとレンジに対応しているお皿。ちょっとしたおかずのレンジグリル再加熱時に、金網やクッキングシートを持ち出すのは面倒ですが、こちらなら気軽。しかも、下が波うってるため接地面積が少なく、下側もぺしょっとしません。

キチントさん ごはん冷凍保存容器(レンジ専用)

ジタング時代前から使っていた、ご飯を冷凍してレンジにかける専用容器です。ラップで包むより匂いがないし、熱い状態でも大丈夫。蒸気口をあけてそのままレンジにかけられる・真ん中のくぼみのおかげで温めムラがなく美味しい・洗いやすい・スタッキングできる という点もナイス。我が家の必需品です。なんならおかずも冷凍保存しています。