とびだせ ユズアメの森

ゲーム、ガジェット、手芸中心のお絵描き雑記ブログです

エヴァけまらしい

エバの予備知識:

  • 「逃げちゃダメだ!」「笑えばいいと思うよ」の元ネタ
  • 綾波レイという萌えキャラ
  • ざーんこくーなフフフフンフフフー♪

そんなわたしが「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を観てきました!多分いろいろ解ってない上での感想な上、ネタバレを含むので、不快になりそうな方は読まないでください。。

とりあえず、主人公がウザい!!わたしはヒーローもの好きで、主人公は影を背負いつつも使命感があって強いという王道が好き*1。なので、少年のへたれっぷりにはかなりイライラ汗 
敵はおもしろい形のが多かった!最後の変形するダイアモンドのやつなんて超かっこいい!あと、科学者や指揮官やオペレータがかっこいい女性ばかりなのもよかった!「××、準備完了です!」「発進」「○○もちません!」とかいうやりとりはやっぱワクワクする!要塞都市とかもアツい。
綾波レイは、ああこいつが噂の、という感じ。長門っぽい、確かに。灰原哀にも似てるのは声のせい?神秘的で無機質で繊細そうで、綺麗だったよ。14歳とは知らなかったけど!アスカちゃんとやらも観てみたかったけど登場しなくて残念。
笑いどころ泣きどころはなかった。映画を観ると大抵笑うかは泣くかはするんだけど、そのどちらもしなかったので物足りなかった。あ、笑えばいいっていってた!?そこで笑っとくべきだったのか。まぁ途中だし、これから壮大な計画とかSF的大戦争とか、ウザかった主人公の精神的成長とかが描かれるんだろうな!


ただね、一番大きい感想としては「けまらしい
「あの人たちが仲良くするせいで私が不快になる」という気持ち(http://d.hatena.ne.jp/koseki/20040723/nareai)


そんなさぁ、騒ぐほどかー?エヴァエヴァがって楽しそうな人がけまらしいエバが騒ぐほどおもしろくなかったわたしがおもしろくない。友人に結末まで教えてもらったしwikipediaも観たけどまだ理解できない。こう、人と仲良くなれるように作品に触れても、よさがわからなかったら裏目に出る。この感覚はアレに似ている。「ジブリけまらしい」。
わたしは、多くの日本人が幼少期から繰り返し見ているらしいジブリ系の作品を、ほとんど成長してから初めて観た(観たことないのもまだけっこうある。トトロや紅の豚)。そして、そこまではまらなかった。別に好きな作品もあったけど、ハリウッド映画とかと感覚が違わない。ジブリっていうだけで好きな人が周りにけっこういる。あと、すごく好きではなくとも観たことあって語れる人がほとんど。ふとした拍子に始まるジブリトークがけまらしかった。「マジで?ラピュタ観たこと無いの?非国民www」みたいに言われるのがけまらしかった。で、観たあとも、おもしろかったけども、そんなネタを繰り返すほどでもなくないか、と受け入れられない自分がいて、けまらしさは続く。
せっかく念願のエバを観て、エバトークに参加できるはずなのに、こうアツくなれなくて寂しい。観たのに、エヴァけまらしいエヴァジブリに限らず、往年の有名マンガやゲームや歌についても、その多大勢にハモるように「エッー○○観たことないの!?絶対観なよ!」といわれてかなり遅れて観ると、けまらしさが残るのはなんなんだろう。自分がマイナー志向なのか、感性が特殊なのか、ただ好きって言えないツンデレなのか。一番大きいのは、その作品に出会った時代や年齢の影響だと思うのだけどどうだろう。


けまらしいって用法的にはこれであってるのか?「さびしい」って感じもあるのかも。

*1:今はまってる電王だって主人公はへたれだけど、「弱いとか運が悪いとかは何もしない言い訳にならない」って言ってたよ。