とびだせ ユズアメの森

ゲーム、ガジェット、手芸中心のお絵描き雑記ブログです

映画「ソーシャル・ネットワーク」の字幕が気になったんです(ネタバレMAX

ネタバレ多大に含むのでいきなり折り畳み!(この方法てツイッター経由とかできた人には無意味な文化すなぁ)

この映画の一番の見所は、ある天才とその周辺の欲望と関係。どこまで本当かよくわからないのでfacebookであることはこの際あんま関係ないんだよね、起業とかの部分であるあるネタなのかもしれないとは思。だけど

そういう脚色部分を楽しむ映画としては、一箇所なんか微妙にダメぽな翻訳があったんよ。英語をそこそこヒアリングする努力をしつつ、字幕もガン見するようなポジションで映画を観てる人しか気づかないはずだが・・・

物語の初めで主人公は彼女にふられて「あんたみたいなasshole、友達にもなれないわ!」的なことを言われた。そして主人公は人に認められ栄光を手に入れるため頑張る、、、そしていろいろあった。映画の最後。元親友に訴えられておつかれの夜。新米弁護士のお姉さんは言う。「あなたはassholeなんかじゃないわよ」。その言葉をきき主人公は、facebookで元彼女に友達依頼を送り、承認がこないかぼーっとブラウザのリロードを繰り返す→エンディング。
この、「asshole」(*悪口)という言葉がトリガーになっていて、主人公の最後の行動の意味が納得でき、そこがこの映画の最大のポイントだとおもうんだけど・・・主人公がやってきたことの意味と答えというか。字幕は、初めの彼女のセリフ、終わりの弁護士のセリフを全く脈絡ない風だった気がして。それであの終わりの意味がわかって、映画をちゃんと味わうことができるのかな?? しかも弁護士さんは、主人公とfacebookの一連の物語を聞いて、結論としてあえて最初に彼女に言われたという言葉を選んで主人公を励ましてるわけじゃないか・・・。あの映画の唯一の良心ともいえるお姉さんの知的さと優しさのあふれる会心の一撃じゃないのか・・・。
うーん。