「物欲センサー」「残機」「ナメプからの床ペロ」とは?明日使えるゲーム用語をまとめてみた
春は出会いの季節ということで、普段あまりゲームをしない方に通じにくいと思われるゲーム用語とその意味を、あいうえお順でまとめてみました。
注:用語の細かい意味は、ゲームやコミュニティによって変わる場合があります。
- あ アチーブメント
- 「実績」「トロフィー」「バッジ」「勲章」「称号」「メダル」などと名前を変えてゲーマーの前に立ちはだかる、達成目標群のこと。手に入るのはその名誉だけで、基本的に報酬はもらえない。"やりがい搾取"というやつだ!
- い インスト
- 主にボードゲームなどを遊ぶ前に、ルール説明&理解をすること。要は「インストラクション」だが、私はずっと脳にゲームを「インストール」という意味だと思っていた。
- う ウェーブ
- 雑魚敵が何回か群れをなして襲いかかってくる場合の、ひとつの群れのこと。Wave。「第二波、来ます!」の波のこと。
- え エアプ
- エアプレイの略。エアギターのように、実際はそのゲームをプレイしていないのにプレイしたかのように振る舞うことや、振舞っている人を指す。
- お 乙る
- 戦闘不能になること。一回戦闘不能になることを「一乙」と言ったり、単位にもなる。
- か カンスト
- カウンターがストップする、最大の値。9999とかそんな感じの数字。ストッキングは関係ない。
- き キルレ
- 一回倒れるまでの間に平均何人敵を倒したかを示す数字。キルレシオ。大河ドラマでも表示して欲しいです。
- く ぐりぐり動く
- ゲームのキャラクターを、プレイヤーが自在に回転させて気持ち良く動かせる様。「グリとグラ」は関係ない。
- け 厳選
- まだレベルの低い内に、ほとんど変わらないように見える大量の同じものの中から、将来性を見出して育成する個体を選出する、職人の作業。秋元康かな。
- こ 御三家
- ゲーム開始時にキャラや仲間が三択で選択できる場合の、選択肢。属性や性能が異なり、そのゲームの顔となる場合も多い。
- さ 残機
- あと何回復活できるかのカウント。飛行機を操るゲームの影響で、マリオなど「人」でも「機」と言いがち。
- し 処理落ち
- 機械や通信の性能がゲームに追いつかず、派手なシーンで急に動きが遅くなったり、見た目がパラパラ漫画のようになったりすること。
- す スニーク
- Sneak。こそこそと隠れながら行動すること。有名なスニークゲームの主人公の名から、「スネーク」と言われることも。
- せ セーブポイント
- ゲームの進行を保存できる場所のこと。最近のゲームは自動セーブやいつでもセーブできることが多いが、昔は「セーブポイント」と呼ばれる謎の光の上とか謎の教会とか実家への電話とかでしかセーブできないことも多かったのだ!
- そ ソシャゲ
- ソーシャルゲームの略。元は携帯電話で他のプレイヤーと関わりを持ちながら遊ぶ国産のゲームのことであったが、スマートフォン向けに進化して行き、PCやゲーム機のゲームとの差はどんどん曖昧になっている。
- た タゲ
- ターゲットのこと。攻撃の標的。
- ち 挑発
- 敵のタゲをそのキャラクターに持ってくるための行為。あるいは対戦ゲームで相手を煽る行為。
- つ 積みゲー
- 買ったものの未プレイでパッケージのまま積まれているゲームのこと。ツムツムは関係ない。
- て デバフ
- 防御力を下げるなど、不利になる効果のこと。有利になる効果は「バフ」。
- と 努力値
- 公開されない、文字通り努力した度合いを示す数値。元はポケモンで、楽に効率的にレベルを上げるよりも、がんばって地道に育てた方が"努力値"が高くなり、同じレベルならその方が強くなることから。
- な ナメプ
- ナメたプレイのこと。油断と慢心からくる手抜きプレイ。痛い目に会うことが多い。
- に 二面打ち
- 一人が同時に二人分をプレイすること。
- ぬ ぬるぬる動く
- キャラクターなどが滑らかによく動く様。粘液とかは出ていない。
- ね ネッキー
- ゲーム雑誌「週刊ファミ通」のキャラクターのキツネの名前。別の雑誌「電撃」シリーズの黄色いクマは「ポリタン」という。ミッキーは関係ない(あるかも)。
- の ノンプレイヤーキャラクター(NPC)
- プレイヤーが操作しないキャラクターのこと。町の入り口で「ここはxxxの町です」と永遠に言い続けるなど、プログラムされたキャラクターだ!
- は 爆死
- 派手に散ること。売れなかったゲームに対してや、ガチャで望む結果を得られなかったときによく使われる。「中爆死」「無事爆死」など、字面的には死んでいるのよくわからない派生表現も多い。
- ひ ピヨり
- 攻撃を連続で食らってフラフラしている状態のこと。星とか鳥が頭上をピヨピヨする絵から。
- ふ 物欲センサー
- 「欲しいものが欲しいときに限って手に入らない!」という状況が続いたときに、存在が信じられる架空の計器。
- へ ヘイト
- 敵が味方のどのキャラクターを攻撃するか決める際に参照される数値。敵が嫌がることをすると上昇するが、数字として目には見えない。hate。余談だが、「ヘイトは高いけど嫌いでは無い」という対人感情を一般的な言葉で説明するのが難しいと感じている。
- ほ ホスト
- 通信するゲームで最初にプレイヤーたちの集合場所を作る人。貢がせるイケメンは関係ない.......と思ったが、おもてなしを求められる場合もあるし語源も一緒だと思うので関係ある。
- ま マラソン
- 目的を達成するために忍耐強く同じ作業を繰り返すこと。良い状態でゲームをスタートするためにリセットを繰り返す「リセマラ」(=リセットマラソン)などが有名か。
- み 魅せプレイ
- 観客を盛りあげる目的で、わかりやすくドラマチックだったりスタイリッシュなプレイをすること。
- む 無限湧き
- 文字通り、無限に湧いてくること。例としては、倒しても倒してもキリが無い雑魚敵の群れや、時間が経つと何回も復活する地面に落ちたアイテムなど。ハロウィンの渋谷とかで使おう。
- め メタ
- 一言で言うと、ゲームの中の世界のキャラが、これはゲームであること認識している、みたいな...
- も もっさり
- 動きが遅く、重く感じるときによく使われる表現。毛とかは生えていない。
(メタを感じる例)
- や やりこみ
- 一つのゲームを遊び尽くすこと。「やりこみは裏切らない」=「かわいいは作れる」。
- ゆ 床ペロ
- キャラクターが戦闘不能になり倒れること。床をペロっと舐めている表現。
- よ 洋ゲー
- 欧米でつくられたゲームソフト。
- ら ラグ
- 遅延のこと。テレビを買う時の希望条件に「ラグが少ない」(=ゲーム機のコントローラのボタンを押してからテレビ上で反映されるまでの速度が速い)が入っている人は多分ゲーマー。絨毯ではない。
- り リメイク
- 携帯機向けだったり3Dだったり、ゲームが時代にあわせて作り直されること。ただ単に別の機械でも遊べるようにコピーしただけの「移植」や、画質がよくなっただけの「リマスター」とは、時に厳しく区別される。
- る ルナティック
- 狂気を感じるような、最高難易度のこと。
- れ レイド
- 大人数のプレイヤーで一つの強敵と戦うスタイルの、ボスやイベントのこと。なお、本来raidは"急襲"という意味。
- ろ ログインゲー
- ソシャゲやオンラインゲームで、サーバーが混んでいるなどの理由でログインがなかなかできず、多くの人にとってログインすること自体がゲームになってしまっているゲームのこと。近年は、ログインボーナスの受け取りだけしかしていないゲームのことを言う場合も。
- わ 詫び石
- ソシャゲなどで、不具合のお詫びにもらえるアイテム(石)のこと。パズドラの「魔法石」が発祥で、集めるとレアガチャを引くことができるため、もらって嬉しいアイテム。「詫びジュエル」「詫びミスリル」など、そのゲームに合わせて名が変わるが、他のゲームでも該当するアイテムは石っぽいことが多い。侘び寂びを感じる庭石のことではない。
この記事は、実は書いている途中で脱線して「ゲーム用語だらけの桃太郎」を書いたりソシャゲの嘘バナーを作成してしまってそのまま数ヶ月忘れていた記事です。
yzuame.hatenablog.com
メタの例の画像はゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」のゲーマーアイドル三好紗南ちゃんです。このゲームではただいま「第6回シンデレラガール総選挙」を実施中なので、もし気になったらなら投票して応援しましょう。