かぎ針編みと棒針編みの違い(ゲーマー的に)
半年に一度くらい編み物熱が浮上し、今シーズンは冬も終わろうとしていますが無駄に今がピークです。
進捗どうですか
編み物についてはたまにブログで書いてきました。指編みから始めてまだ2年(しかも半年に一度しかしない)という初心者です。
yzuame.hatenablog.com
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AliceとCandy Island(靴下1号と3号の名前)
進んでいません!
Aliceに至っては片方できていて反対も95%くらいできているのに、モチベーションが進まず、まるで気が進まないスマホゲームを最初に起動した後のダウンロードみたいに、遅々として進みません。
Candy Islandは、SSS*1どころか、片足編み終わっていないのに停止中。でも、「ベルンド・ケストラーのスパイラルソックス」という編み方は簡単で楽しいしデザインも実用性も素敵!ベルンド悪くない!私が悪いんです!
他の進捗
かぎ針編みの帽子はなんだかんだでその後違う形のものを3個作りました。
帽子を編むのに余った毛糸を有効利用するために、余った毛糸の金額より高い新しい針を購入する本末転倒マン。
15号30cm輪針でレッグウォーマーに挑戦中です。
木のなめらかな温もりが、金属のかぎ針をきつく握り続けた手と心を癒していく・・・!
かぎ針編みと棒針編み(crochetとknit)の違い
去年はゲームハードにたとえましたが、自分にあった狩猟スタイルを模索するべく、かぎ針も棒針もいろいろやってみました。そして今ならわかる両者の一番の違いは、
かぎ針は片手武器で棒針は両手武器
ということです。
かぎ針は、片手で針ひとつを操り、結び目を巧みに作ってレースのような模様や、立体物を作り上げる感じです。
例えるなら、「ナイフ一本で攻略」みたいなアクションゲーム。
棒針編みは、作品に合わせて選んだ針を両手に握り、テンポよく面積を広げていく感じです。
例えるなら、装備を変えながらエリアを開拓していくシミュレーションRPG。
(※個人の感想です)
自分は、ステ振り的にはかぎ針が進んでおり、それなりのスピードと理解力が身についてきました。かぎ針については成長の鈍化を初めて感じているあたりです。
真面目な話をすると、出来上がった編み地は、クロシェ(かぎ針編み)は少しゴワつきつつもがっちりとした安心感があり、ニット(棒編み)はさらっとまたはふわっとしています。
(※糸の種類や編み手の技能によります)
好きな編み方
かぎ針・輪針、素材はメタルや竹製を各種試してみましたが、なんだかんだでメタル輪針が一番お気に入りのような気がします。
2本の金属の針がコードで結ばれているという圧倒的な 暗器ぽさ。かっこよすぎる。
編むときにひんやりとしたメタル針の先端同士をぶつけ、カチャカチャと金属音を鳴らす武器操ってるぞ感が、たまりませんね。
これとかコードが赤くて強そうでしょ!!!
(※個人の感想です)
(※コードの色は編み物の作品の出来栄えには影響しません)
以下現在の装備紹介(おすすめレビュー的な)
武器(編み道具)
硬質 非対称輪針 30cm
左右の針の長さが違うという、フェチズムをくすぐる一品。実際、利き手の方に長い針を持つと小さい輪針なのに編みやすい!
木(竹)のなめらかな質感、ジョイント部分の金色も可愛い!
30cmの長さの製品は実は世の中にはあまりなく、レッグウォーマーやダボっとした袖、子供の帽子などにオススメらしい。
靴下なら23cmの方がオススメとのことで、正直欲しくなってきた。
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addiメタル輪針「Sock Rocket」
名前から推測するに、修練を積んだ者なら、糸からロケットのように靴下が飛び出すのだと思う。
なめらかで尖ったメタルの先端と、コードの柔らかさが特徴。長いコードを選べば、靴下をペア同時に編むことも可能。
SSSに打ち勝ち唯一完成させた靴下もaddiのメタル輪針で編んでいたので、絶大な信頼を寄せている。
addiの20cm ミニ輪針
Candy Islandに使った輪針。
23cm以下は国内のメーカーでは少ないので、手が(靴下を編むなら足も)小さい人には向いていると思う。
また、愛しのaddiメタル輪針の、唯一のミニサイズである。
編み心地は良いが、私は手が大きい方なので、いかんせん小さく感じる。
針の上の糸もキツキツに並ぶので、addiのメタル輪針の長所である「糸が滑る」が裏目に出て、針から糸を落としそうになることも。
また、小さいので 暗器を操っているような高揚感が薄いのも、私にとってはマイナスポイントか。
海外だと、評価の高い金属のミニ輪針として中国のhiyahiyaというメーカーのものもあり、かなり気になっていたが、日本国内では手に入りにくい模様。
呪文書(書籍)
図書館含めもう10冊くらいは読んだと思うけれど、手元に置いてよく見ているのは以下の3冊。
ニット男子2
ニットを着た男子の写真集かな?という雰囲気の本だが、評判の「かぎ針編みのカグール」の作り方が欲しくて購入。カグールは、スヌードにフードがついた防寒具である。カグールはマフラー+帽子よりかさばらないし、フードつけるとマフラー+帽子より暖かくて良い!室内で「マフラーと帽子とらないと・・・」という時もフードだけさっと下ろせば邪魔にならない。この編み図で2個カグールを作ったけれど、糸を本より太くしたりサイズを小さくしたりアレンジしすぎているので、本への風評被害を防ぐため写真は割愛! 初心者でもこの一冊でちゃんとカグールが編めた、という情報だけ!
ベルンド・ケストラーのスパイラルソックス
作り方は6ページくらいで、あとは写真集といった感じだが、編み方は簡単で楽しい。つま先やかかとどうしようという気負いが無いし、ゲージやサイズも厳密でなくてよさげ。デザインも、糸にグラデーションが入っている毛糸ならめっちゃかわいい。
2aat(ペア同時編み)は長い輪針に毛糸玉が常時2個ぶら下がり、取り回しが悪く持ち歩きに向かないの難点。編み棒と毛糸玉ひとつを持って、バイクや電車で旅をしながら行く先々で靴下を編むベルンド・ケトスラーさんの編みライフスタイルに憧れる。私が編むなら非対称23cm輪針だな、、、(持っていないけど)(買うフラグ)
ちなみに、「My First 手編みの靴下できたよ! - とびだせ ユズアメの森」に写真を載せたスパイラルソックスは、実験心うずいてしまって無理矢理別の手法でつま先から編んでスタートしているので、注意されたし。本通りに編むのが良いと今ならわかる。
*1:Single sock syndrome、靴下を片方編んで飽きる症候群のこと