パワーレンジャー観てきた!
最初に!
わたしは映画パワーレンジャーを応援しています!
続編あったら観に行くし、続編やって欲しい!!
だから多くの人に観て欲しいと思っています!
パワーレンジャーは日本で60億で損益分岐点、70億で続編決定ラインっていう日本次第で作品の生き死にが決まる珍しい作品なんでみんな観に行ってください。
— ごく普通の一般人 (@tyohensin) 2017年7月15日
このツイートの真偽は確認していませんが!
今からちょっとしたネタバレ込みで色々書きますが、
基本的には、劇場に見に行って欲しいというスタンスです!
「パワーレンジャー」はアメリカに日本から輸出された初めてのスーパーヒーロー戦隊で、元は「恐竜戦隊ジュウレンジャー」。
まだ手探りで雑な感じと、変身前がわちゃわちゃした普通のアメリカの学生なのが特徴!
パワーレンジャー懐かしい!と、
無限大の期待値で映画を観たら!
・・・。
・・・。
・・・。
・・・。
はよ変身せい!!!
ていうのが感想!
あのね!
わたしはね!
この映画、
"It's morphin' time!!"て叫んで変身して、
"ゴーゴーパワーレンジャ〜"の曲が流れて、
大獣神(Megazord)の合体バンクがあれば、
それだけで100点だったの!
残念ながら30点です!
なんならYouTubeの方が点数高いわ!
m.youtube.com
これよこれ!
m.youtube.com
これよこれ!
m.youtube.com
これよこれ!
おわかりかしら!
変身も合体も散々焦らしたくせに、最後トミー(緑とか白担当の追加戦士)の服とかチラ見せしてさ〜
ばかーーー!
続編やってーー!!
・・・。
真面目な話、普通の(アメリカの)高校生たちが男女混合チームのヒーローになるという「パワーレンジャー」を、現代的に映画として作り直すことには、真摯だったと思います。アメリカの高校生らしい、スクールカースト制のある青春群像劇に力を入れています。今時日本の特撮ヒーローや漫画でも少ない、実直な修行パートは一周まわって新鮮ですらあります。
TVシリーズ一期のパワーレンジャーは、変身前の高校生は黄色がアジア人、黒が黒人だったのですが、肌の色を連想させる配色に問題があったようで、シーズンが進むと色はシャッフルされました。2017年映画版(以降、本作)は初代パワーレンジャーがベースではありますが、青を黒人、黒をアジア人というように配慮のある配色に変えてあります。
また、元の「恐竜戦隊ジュウレンジャー」の黄色は男性で、ピンクのみが紅一点の女性という編成でした。「パワーレンジャー」として輸出された際、黄色は女になりました。ところが、変身後のスーツはピンクがスカート型で黄色はパンツ型です。戦闘シーンや巨大戦では日本の映像も使われるので、黄色は変身後の体型も男ぽくなります。一方でピンクは、変身前はリボンのチアガールちゃんとかで、いわゆる女の子らしい女の子、変身後も女性の体型でスカート。戦隊内で女性の人数を増やし、バランスをとったつもりが、逆に同じ女性キャラの間では、酷なほど差が大きくなる形に。イエローレンジャーのような男まさりな子の方が好きというキッズはいたとは思いますが、当時はお店のハロウィン衣装にピンクは売ってて黄色は売っていなかったりとか、人気がなかったように思います。戦隊に一応女子は増えたけど、黄色はとってつけた感が残り、結局「女の子=ピンク」だったというか。
そして2017年。本作はイエローレンジャーに変身する女の子はLGBTという設定です。エンディングでは、イエローレンジャーは男だと思ってる一般人の声を聞いて、本人がちょっと満足そうなシーンもあります。最初に輸出された時の「黄色は変身したらなぜか男みたいになってる」という雑な編集を逆手にとっただけでなく、「正体を隠した仮面のヒーロー」「変身」というテーマとマッチさせて、イエローレンジャーが気持ちよく昇華されていました。"イエローレンジャー"の一つの答えを観た気がしました。
一方で2017年のピンクも、マドンナというよりはキツめの性格で、女の子同士のいざこざに巻き込まれてスクールカーストを転がり落ちてしまった元チアガールの元いじめっ子、という感じ(たぶん)。だからこその、葛藤や馴れ合えない感じの描写もいじらしく、女子特有のネチネチの無いイエローと仲良くなってくれて、ちょっとしたシーンがとても嬉しく感じました。あと、スーツもスカートではなくなりました(たぶん)。
女子についてばかり書きましたが、本作は男子もそれぞれなんだかんだいって青春のトラブルを抱えています。人種や性別以外にも、様々な問題を積極的に取り扱って、「ヒーローに変身」というテーマで上手く料理していると感じました。フツーの(むしろ青春挫折気味の)高校生が、ある日突然、もともと仲良かったわけでもないメンバーと、私利私欲に走らずに、ヒーローに変身しなくてはいけない状況になる、とはどういうことなのか。じっくりと魅せてくれます。
採掘場のシーンがとても多いのはスーパー戦隊のリスペクトでしょうか。あと、昔のオープニングと同じアングルを使う激アツのシーンもあります、数秒だけ。スーツやメカは、けっこう今風というかスタイリッシュになってしまってて、昔のままでよかったのに...と思いました。
私は日本の特撮ヒーローの映画も成人してからもたまに観ているのですが、終わった後映画館を出るときの見知らぬキッズがテンション爆上がりしている様子を観るのも良いものなのですよね。今回見かけたキッズはおとなしく、むしろすっかり飽きている感じで残念でした。まあ字幕版だったのもいけないのかもしれませんが。
映画「パワーレンジャー」は子供向けでないとして、あの頃の「パワーレンジャー」を応援していた大人向けでもない、そこをわりきれば、良作であると思います。キッズや懐古厨はYouTubeでも見とけということです。
丁寧な描写のおかげで五人のキャラクターは好きになったので、やっぱり続編はやって欲しいです!
パワーレンジャーを観てください!
http://www.power-rangers.jp/www.power-rangers.jp
※冒頭の画像は、公式サイトにあった、来場者特典の漫画家・村田雄介先生書き下ろしポストカードの画像です。最高ですね!
キンプラ応援上映初参加!予習と振り返り、感想(ネタバレあり)
7月某日、「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-(以下キンプラ)」の応援上映に行ってきた。応援上映は初!
ご注意
本記事は、キンプラのネタバレを含みます。
また、自分は応援上映初参戦のひよっこなので、プリズム・エリートの皆様から見て至らない点があれば申し訳ありません。
目次
事前準備
関連作品を観る
自分は前作の「KING OF PRISM by PrettyRhythm(以下キンプリ)」は映画館を含め複数回、スピンアウト元の本編「プリティーリズム・レインボーライブ(以下RL)」を全話視聴した上で、通常上映のキンプラを観てからの応援上映参戦。
キンプラ初めての方は、前作のキンプリを観てからの方がストーリーがわかるかとは思いますが、いきなりキンプラを観ても「プリズムの煌めき」を浴びるという点においては全く問題ありません。
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光る棒
応援上映と言えば、恥を捨て、光る棒を持つ文化・・・。
ということでマストアイテムの「光る棒」をどうするか、友人と前の週から作戦会議。
私は、オタク系のライブといえばアニサマ・テニミュ・サクラ大戦の歌謡ショウくらいしか参戦したことが無い(年齢がばれる!)。そしてその時は、「光る棒」が買えなかったり、タイミングを逃して使えなかったりという苦い思い出しかない。
現在は色々な色に光るペンライトが、Amazonなどでも一本1500円程度から売っている。高機能なペンライトとなると、プリズムエリートの方が公開しているQRコードを読み取るだけで、キンプラの応援上映用に色と順序をセットアップしておくこともできるらしい。
だが、叶わなかったライブ中の的確な判断でパキっと折る憧れ、値段と処分を考えた時の手軽さ、縁日やエレクトリカルパレードの郷愁などから、友人と私は昔ながらのケミカルなサイリウムを選択した。購入したサイリウムは一本約200円で15分持続。カヅキ推しである自分が、綿密な脳内シミュレーションをして準備したのは、緑2本・赤1本・黄色1本という数。作品内では「エーデルローズ」と「シュワルツローズ」という2つの組織が対立しているが、自分はエーデルローズ&カヅキ派なので、観客としてもそういう設定で、該当する選手の応援ができれば良い。即ち「タイガ(緑)」→「カヅキ(緑)」→「シン(赤)」→「ヒロ(黄)」。この内、タイガ〜カヅキは一本で回せると考え、アンコールの際に推しであるカヅキ先輩の緑色を新しく出せれば完璧。
という計算だった。
服装は?
きっと宙に浮いたり土下座したりするから、動きやすい服とか脱ぎやすい靴の方がいいのではと友人と検討したが、結果的にはそんなダイナミックに動くことはなかった!4DXとかは知らない。
応援上映はコスプレOKとのことで、コスプレイヤーさんを観るのが楽しかった。
定番応援とコールの予習
初参戦ということで、応援上映の雰囲気を盛り下げないためにも、ある程度の予習はするべきと考えた。いくら脳内のカヅキ先輩が「お前の応援、すっげーフリーダムだな!」と許してくれても、周囲のプリズムヤクザエリートが許してくれるとは限らない。
前作の応援上映のレビューなどを参考に、友人とLINEで情報交換をする日々が続く。
「ユキ様が登場したら\国立市/と言うらしい」
「国立市?出身?」
「よく読んだら国立屋だった」
〜〜〜
「シンくんのショーの合いの手が難しそう」
「よし、山をはろう」
「フォーリン...ラブ!だけ覚えておこう」
Over the Sunshine!のコール表作ったよ〜(☆印のとこで声出し) 赤いサイリウム振ってコール入れて虹の向こうへいきましょう! #kinpri #キンプリへようこそ #kingofprismbyprettyrhythm pic.twitter.com/0oKDnFRTIB
— 夜更かしす (@csstn) 2016年1月22日
計画通りには行かない!いざ応援上映!
結婚式のシネアドが流れれば拍手で祝福し、「メアリと魔女の花」のメアリさえも応援対象となる。開演が近づくにつれてあたりは早くもペンライトの海に。自分も早く光る棒をふりたくてしょうがなくなり、おなじみの映画泥棒のシーンで赤いサイリウムを計算外に早速折った。友人の「ちょ、早くない?」という視線が刺さる。
光る時間は15分と書いてはあったが、賞味期限みたいなもので実際はそれより長いと想像し、シンくんの単独プリズムショーまでギリギリ光っててくれることを祈った。が、シンくんのプリズムカップのショーのときはすでに光ラナイ棒になっていた。ごめんねシンくん。
だがこの選択に悔いは無い。応援上映は、シンくんによる応援上映の注意点アナウンスもあり、ここでも赤い棒を使うことがきたので嬉しかった。
周りのエリートの皆さんのペンライト芸に目を奪われながら、初心者ながら声を出した応援上映。あっという間でびっくりした!楽しかった。また、本来のマナーとしてはよくはないかもしれないが、上映中に友人と小声で話せたのも楽しかった。
「今のが(ガールズで一番私が推してる)わかなちゃんだよ・・・。(こそっ」
つたない応援で、お隣・後ろのエリートさんにおかれましては気になることもあったかもしれません。この場を借りてお詫びします。
反省点・予習不足点
シンくんの歌は、細かい合いの手より、どちらかというと間奏の「YEAH」「Yes」「YEAH」の方が重要そうだった。ここは画面にプリズム・カンペも出してくれるが、動体視力テストのようなスピードで出るので、事前に覚えておくと「ここ進研ゼミでやった!」という気持ちになれそう。「フォーリン...ラブ!」も予習のおかげでばっちり!
そのほか、多くの人が叫んでいて自分が構えてなくて悔しかったのは、
- タイガの「Hey, タクシー!」
- カヅキ先輩の後ろでタイガが隠れているときの「後ろ後ろ〜!」
- アレクの腹筋爆弾を目の当たりにした、その場の観客としての悲鳴
- エーデルローズの候補生が「1!」「2!」と順にピースで円を作るシーンで、しれっと自分も「8!」と言って混ざり、一緒に「レディースパーキング!」
複数キャラクターが歌う曲の場合は、そのキャラクターのパートのあとに名前を呼ぶ文化(氷川きよしのコンサートのような...行ったことないけど)もあるようだったが、これはまぁ一回聴けば次からは入っていけるので、「私もやりたかった!悔しい!」というほどではなかった。ほかにも、序盤に「THE シャッフル」のメンバーの名字を呼んでいくシーンがあり、名前は画面に出るものの読むのが難しいものが多い(御徒町=オカチマチとか)ので、山手線ゲームが苦手な人は予習推奨だと思った。
サイリウムの色は、追加で白と青もあった方が良かった!白はルヰくんの色で、彼のショーの時間はけっこう長く感じた。そして青は、「グロリアスシュワルツ!」のシュプレヒコールをするなら持っていた方が楽しい。というか、光る棒を振れないときの手持ち無沙汰感が寂しいので、やっぱり色を変えられるペンライトは便利だと感じた。欲しい。
アンコール時のプリズム・アフレコは出てくる文字を読むだけだが、皆思い思いのタイミングで言っていた。小中学校の「\僕たち/\私たちは/\卒業します/」くらいのシンクロを想像していたので、少し拍子抜け。
個人的にはコウジの場面で、アフレコはさておき、「メルヘーン!」と、言いたかったことが言えたので満足!
通常上映か応援上映か
通常上映→応援上映の順序で参加したが、大満足。通常上映をみたからこそ応援上映の準備がだいぶできた。応援上映が最初だとストーリーにひきこまれすぎてまともに応援できなかったと思う。あと、応援上映はエリートの皆様の応援芸がすごいので、そちらに気を取られてスクリーンから目を放してしまうことも多かった。一部応援の声がキャラクターのセリフにかぶってしまっている箇所もあった。そういう意味でも、最初は通常上映の方が楽しめると思う。
一方で、応援上映では「指きりしてるのかわいい〜!」など、前回気が付かなった点が応援によって認識できたのがおもしろかった。二回目応援上映はおすすめ!超おもしろかっこいいぜ!
目を奪われたエリート
- 候補生全員分のカラーの光る棒7本を同時に点けて操る管理能力に長けたエリート
- カケルのシーンで三人で光る棒を組み合わせて「王」の字を作るチームワークのあるエリート
- ルヰのショーで赤いペンライトと白いペンライトを点け、赤いペンライトをポールに見立てる芸術肌のエリート
- 複数のペンライトをキャラの色にしてスクリーンで起こっていることを人形劇の用に再現するパペットマペットエリート
- 普通のペンライトかと思いきや、光ると刀身にぼんやりとキャラクターの絵が浮かびあがるゴーストバスターエリート
- 一面も地球も*色になったあとも、しぶとくグロリアスシュワルツ色で反抗し、最後に屈服するシュワルツ派エリート
自分のキャラクター愛というか、キンプリ〜RL〜キンプラ通常上映を走った上で感じていたこと(カヅキ先輩とわかなについて)はこちらです。
yzuame.hatenablog.com
2017年上半期に観た映画
毎年やっているようで、たまにやっていない映画レビュー。
yzuame.hatenablog.com
自分はそこまで映画に詳しくないのでアカデミックなレビューではなくただの感想メモです。ガチなネタバレは避けますが、敏感な人は注意!
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
英雄の活躍の陰には無数の名もなき戦士たちの犠牲が・・・、「哀しいけど戦争なのよね」と感じられる良作だった。外伝とはいえ単品で濃いのもすごいし、シリーズファンへのサービス十分なのもすごい。
この世界の片隅に
映画は何も考えずに観たい派なので、テーマが重そうなものは躊躇してしまうのだが、観てよかったと思った。後を引く重さ。
LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門
サクッと見れて面白かった。「命より大切なものがある」に対する、不二子ちゃんの「命の方が大切でしょ、バカなの?」的な態度。個人的には不二子ちゃん側で、ポカーンとしてしまったのでここが感情移入の分かれ目か。
モアナと伝説の海
映画予告で感じた「海に愛されたお姫様」的な内容の真逆を行くテーマだった。海は、釣った魚にエサをやらない(意味がわかりにくい)。主題歌は、歴代のディズニー主題歌が神すぎるので最初は「悪くないけど比較対象が悪すぎる」と思っていたけど、スルメ的にどんどん好きになった。
www.youtube.com
SING/シング
想像してた通りのストーリーだけど、トンデモ感は良い意味で飽きなかった。日本の女の子アイドル文化が世界で認識されていると喜ぶべきなのか、バカにされていると悲しむべきなのか・・・。
ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜
事前の期待と観た後の高まりで比較すると、一番意外性のあるおもしろさだった!オリンピック、自動運転、SNS炎上など、今年観る意義が大いにあった。ハードウェアVSソフトウェア的なネタも好き。主題歌の「デイドリームビリーバー(日本語歌詞)」が、観終わると、観る前とは違った「ぴったり感」で泣ける。
キングコング: 髑髏島の巨神
ホラーやパニックものの、"悪いことが起こるとわかっているのに焦らす間"が大嫌いなので、正直あまり楽しめなかった。
美女と野獣
エマ・ワトソンが完全にベルそのもので素敵だったし、エマ・ワトソンは「シンデレラ」役は断わったけど「ベル」役は引き受けた(本当か知らないけど)と聞いてますます好きになった。ベルは数あるディズニープリンセスの中でも庶民派+行動派+勉強好き+オタクなのが好き。ハリーポッターの「ハーマイオニー」ぽさもある。
ストーリーは知っていたけど、再現度の高さと工夫が楽しくてあっという間に感じた。一緒に観た友達と、アニメと一緒の振り付けや、原作と違う台詞などの話で盛り上がった。
KING OF PRISM -PRIDE the HERO-
「キンプリ(キンプラ)とラ・ラ・ランドは似ている」説を唱え、検索しまくった結果同じ感想の人を2名ほど見かけたので報われた。すっかり好きになってしまったので続編に期待。プリズムショーは超おもしろかっこいいぜ!!
2017年上半期は豊作すぎて、「メッセージ」「帝一の國」など、見逃してしまったと感じている作品も多い。映画館じゃなくてアマプラ(Amazon Prime Video)などの配信で観る量も増えた。今年から映画の鑑賞記録アプリ「Filmarks」を導入したが、観た後他の人のレビューなどがすぐ観れて気に入っている。登録漏れがたくさんありそうだけど、今までの人生で観た映画作品は288本らしい。こういうライフログ的カウントも楽しい。
カヅキ先輩について(森園わかな寄り)(キンプラネタバレ注意)
「KING OF PRISM by PrettyRhythm(以下、キンプリ)」→「プリティーリズム・レインボーライブ(以下、RL)」→「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-(以下、キンプラ)」を観て、前回RLの各話感想やらキンプラの前提知識やらのまとめを書きました。今回はキャラ語り+キンプラ感想になります。主に推しである仁科カヅキについて。
「プリティーリズム・レインボーライブ」及び新作映画の「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」のネタバレを含みます。
「キンプリ」時点ではRLの前提知識がなく、初見で「これは推しを決めた方が楽しめるやつや!」と開始数秒で消去法的にカヅキに決めたのですが、RLを観た後は「やはりカヅキ先輩だったか」となりました。
RL本編では登場回数が多く、かっこよくて頼れる兄貴分な上に
- 実は成績優秀(受験エピソードより)
- 実は絵がうまく字も綺麗(看板屋)
- 運動神経は言わずもがな
という凄まじいスペックの持ち主であることが判明してびっくりしました。Over the Rainbowの三人の中では、他二人のビジュアルがわかりやすく「王子・アイドル系」と「優男・繊細系」なので、初見ではそれを補完する「不良・やんちゃ系」なのかなと思いましたが、むしろ一番心が広く正義漢てところがかっこいいですね。「キンプラ」でもビッグでフリーダムで勇者すぎてかっこよかったです。
恋愛面への疎さも特徴の一つです。コウジには恋人がおり、ヒロ様は「絶対アイドル☆愛・N・G(僕はみんなものだから)」という恋愛を自ら封印するアイドルらしい気概があります(グラグラやんと思うこともあるけれど)。
カヅキ先輩は、面倒見の良さがバーニンしすぎた結果、RL本編では主人公サイドのヒロインで、カヅキ先輩の幼馴染の「福原あん」とライバルチームのヒロインの「森園わかな」がカヅキ先輩に惚れ、二人同時に最終回で告白します。カヅキ先輩はどちらを選ぶでもどちらも振るでもなく、そのまま放置しているそうです。「キンプラ」時点では、多分ですが、高1の時告白されて、そのまま返事せず逃げ切って高校を卒業していることになります。
カヅキ先輩と森園わかな(「プリティーリズム・レインボーライブ」第16話より)
あんとわかなでは、自分がもし当人ならわかなを選びます。自分も親の都合で引っ越しが多かったせいか、わかなの「あんは幼馴染でずっとカヅキ先輩のそばで可愛がられてきたんだからもういいじゃないか(ずるい)」「(一回は身を引いたくせに)カヅキ先輩が他の人に取られるかもという段になって、やっぱり私も好きと乗ってくるのはどうか」みたいな主張が理解できたからです。あと、わかなの方があんより先にカヅキ先輩が好きだと自覚したのに、抜け駆けせずにあんにハッパをかけて平等な戦いに持っていくところがかっこいいと思います。前回の記事で"ビアンカとフローラ問題"のフローラに例えたのは噛み砕くとこういう点かなと。わかなは引っ越しでたくさんの男子に会ってきた上でカヅキ先輩を好きになっていて、あんは子供の頃の延長でずっと仲の良いカヅキ先輩が好きなだけ(今まで気づかなかったけど取られるとなると嫌)と見えたのも原因の一つかもしれません。
ただ、「自分がもし当人なら」と書きましたが、カヅキ先輩にわかなを選んで欲しい(あんには一回泣いて、他の男に行って欲しい)かというと全然そんなことはないです。あんとわかな、どちらにも失恋をして欲しくない!進展は望みたくない!でも決着をつけて欲しい!一方で、決着がつけられないのが、完璧すぎるカヅキ先輩の、唯一愛嬌あるヘタレな点でもあり、「どちらも可愛い後輩だから傷つけたくない」と思ってるだろうカヅキ先輩らしい"生ぬるい"良さでもあります。決着つけて欲しくない気もする...!
カヅキ先輩のアフレコジャンプ(女の子の相手役をぼかしてなんかかっこいい幻覚出すやつ)の系譜は、わかなに壁ドン(プリパラ映画)→あんと自転車二人乗り(キンプリ)→わかなに卒業式キス(キンプラ)らしいので、これだけ見ると現時点ではわかなが恋人役として優勢かなと感じます。自転車は、なんか後輩を家まで送ってるだけっぽいというか...。壁ドンも観ましたが恋ぽいし、高1の時告白されて卒業式でキスする相手は本命ぽいというか...。(どちらも現実じゃなくてプリズムショーだけれど)(というかショーの演出と解釈するならコウジも彼女の本名呼ぶなよ)
カヅキ先輩が憧れている元ストリートのカリスマ黒川冷さんは、キンプリを見る限りモモ(ピンクのペンギンのマスコットキャラ)と結ばれているので、このままだとカヅキ先輩にはマスコットエンドもありえると思います。"人間の女子"代表としてあんとわかなには頑張って欲しいです!*1
カヅキ先輩に惚れてる"人間の男子"の層も超厚いし・・・
キンプラに備えて「プリティーリズム・レインボーライブ」全部観たので各話感想とおすすめ回と前提知識
2016年に「KING OF PRISM by PrettyRhythm(以下、キンプリ)」を観て、2017年の新作「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-(以下、キンプラ)」を観る前に、そのスピンアウト元になった女児アニメシリーズの第三期「プリティーリズム・レインボーライブ」を一年かけて観たので、各話一言感想です。自分が神回と感じたものと、公式やネットの記事が厳選している回もわかるようにしてみました。
6/20時点で、dTVでプリティーリズムシリーズ及び前作のキンプリを観ることができます。
ざっくり説明
「キンプリ」は、女の子向けの「プリティーリズム・レインボーライブ」に登場する少数派の男子キャラをフィーチャーしたスピンアウトアニメで、一言で言うとイケメンが歌って踊って、煌めきに満ちた幻覚を放ちながら戦うアニメ映画。マイナーなスタートながら、「応援上映」などが話題になり人気の火がつき、めでたく今年「続編」が公開!
「キンプラ」を観るにあたり
昨年「キンプリ」は、用事の時間調整でフラッと一人で観て、「なんだこれは・・・」となりました。プリティーリズムシリーズの視聴経験なしでしたが、前作のキンプリに関していえば観なくてもストーリーがわかりました。
その後、キャラクターについて(主にカヅキ先輩について)もっと知りたくて、だらだらと「プリティーリズム・レインボーライブ」を観ていましたが、監督さんやコアなファンが、「キンプラ前にぜひ「プリティーリズム・レインボーライブ」を観て欲しい」と言っていることを知り、「キンプラ」前に駆け込みで最後まで観ました。
結果としては観てよかったです。本編も面白かったですし、一層「キンプラ」を楽しめました。
キンプラを観るにあたり・・・
- ストーリーを理解したい人:最低限、前作の「キンプリ」を観る。追加であった方が良い気がした前提知識は記事末に書きます。
- 隅々まで感情移入したい人:「プリティーリズム・レインボーライブ」を観る。
- 味わいつくした上で考察したい人:「プリティーリズム」他関連作品を全て観る。
- ただプリズムの煌めきを浴びたい人:行けばわかるさ!オンリーワンの圧倒的な勢いを楽しめると思います!
クールごとのあらすじと各話感想
私個人が好きな回に「★」、公式のおさらい会で上映された回に「★」をつけます。また、以下の記事でオススメされているエピソードに「★」をつけます。
webnewtype.com
第1クール
OPテーマは「BOY MEETS GIRL」。各キャラの加入回とマイソングの発表回から始まり、後半は大会での主人公のプリズムストーンチームと、ライバルのエーデルローズのチームとが対決が描かれます。キンプリを観た限り、プリズムショーはなんかキラキラしてればokと思っていましたが、大会になると意外と連続ジャンプ数による採点などがきっちりしていることが意外でした。
第1話 私はなる!店長にな~る
(実は、つかみはいまいちだなと思いました。)
第2話 あんにお任せ!ポップンスイーツ
(このアニメ、BOY MEETS GIRLに何の恨みが・・・!?)
第3話 クロスがいと?COOL & HOT
クロスさん、ア、ハイ。
第5話 私の歌は色♡トリドリーム
陰キャぽいコウジさんが作ったキャピキャピソングを真顔で聴く回
第6話 クールなハートがビートでヒート! ★
クロスさんのマイソングかっこよすぎる。コウいとフラグ。
第7話 ガンコ親父にスイートマジック
主人公以外訳あり風な、家庭問題に焦点当てていく回(ほんの序章だったのかと後で思った)
第8話 男の勝負はダンスバトル ★★
華やかな敵対チームを差し置いて男子のショーが始まり「????」となりました
第9話 プリズムライブは晴れのち嵐
りんねちゃんは、謎キャラすぎていまいち好意的になれないが、ゲリラプリズムショーは謎の迫力
第10話 謎の生物 プリズムストーンに現る!
悪いヒロ様は活き活きしてるぁ
第11話 Go for ドリーミングセッション!
大会が始まったところなのにもうプリズムショーを2回やってて内容濃すぎる
第12話 はばたけ!勇気の羽
カヅキ先輩のかっこよさ
第13話 心をつなぐ虹のかけ橋 ★
ヒロ様の顔芸、からの〜コウジさんがキャピキャピソングを高らかに歌い上げる感動回
第2クール
OPテーマは「EZ DO DANCE 」。主に敵対チームのキャラの掘り下げですが、ただの敵じゃなくてそれぞれをヒロインと見れるほどしっかり描かれており、いちいち泣きそうになります。髪を下ろしたわかなは神回の合図。べる様回は胸が苦しいです。
第14話 りんねの秘密 ★
総括編かと思って気を抜いてたらめっちゃ重要回だった。
第15話 おとはのメルヘンティーパーティー
いまいちキャラがつかめないおとは。
第16話 わかな、はっぴーフリーダム!にゃ ★
カヅキ先輩がいちいちかっこ良いのと、わかなの家庭ではしっかりしているところがぎゅっとなる。
第17話 気高く強くべるは咲く
べる様かっこいいの一言。
第18話 俺はヒロ!絶対アイドル☆愛・N・G ★★
タイトルコールだけで笑う
第19話 心を結ぶいと ★
コウいと回。赤い糸夏の恋回。これは神回では?
第20話 心重ねてときめきセッション!
ヒロ様がべる様に毎度贈る薔薇、毎度バラバラにされててうける
第21話 2度目のオーディション
おとははキャラつかめなかったけど、意外とロジカルで肝が座っている。プリズムジャンプに「私の」を主張してくるところが良い。
第22話 約束とスペシャルサンド ★
昔のわかなかわいい
第23話 思い出運ぶプリズムの風 ★
若い頃のべるもかわいい!
第24話 ひとりぼっちの女王
毎度ひどいめにあう薔薇の花。これもきっとヒロ様が、、、
第25話 さよなら、べる
べる様ー!
第26話 虹を呼ぶハッピーレイン
いい最終回だった・・・!
第3クール
OPテーマは「CRAZY GONNA CRAZY」。前半はいとちゃんとコウジくんの家の問題に迫ったり、これまで謎のカリスマとして君臨していた「ジュネ様」が姿をはっきりとさせてきます。後半は、主要ヒロイン6名が、デュオショーに向けてチームの垣根を越えてペアを組むにあたり、それぞれの抱える問題に再度ぶつかります。これが女児アニメとは思えぬ重さです。デュオはどの組み合わせもシナジー抜群で大好き!
第27話 ピコック先生 怒る!
重要な話なのにタライが気になって頭に入らない
第29話 私はべる!店長にな~る♪
はりきりべる様
第30話 誓いのクロスロード
小さい頃の結(ユウ)くんがキンプリの毒気が全然ない
第31話 目指すは勇者!フリーダム!! ★★
カヅキ先輩かっこよすぎか
第32話 愛に羽ばたく女神 ★
コウジの父親についてはようやくははーんとなった ジュネ様についてはトルネード部分ばっかみてたがスタァのオーラすごかった。
第33話 トライアングル・デートにゃ♡ ★
カヅキ先輩の「ちょ待てよ」いただきました
第34話 ハピなるなら手をつなごう!
客の衣装変えるシステムがよくわからない
第35話 シャッフルデュオでダメだこりゃ!
カヅキ先輩の彼氏ヅラ
第36話 お泊り会でふたりはめちゃウマ!? ★
髪下ろしたわかなかわいいな!母ちゃん・・・!
第37話 哀しみのラッキースター
すごい問題にまきこまれるおとは。おとはの安定感は、ベルローズにおけるなるのポジション
第38話 聖夜にハッピーベルがなる
他のデュオの事情が重過ぎてちょっとありきたりに感じたが、スカッとした。
第39話 湯けむり!虹色カッパ伝説 ★★
温泉回かとおもったらヒロ様ギャグ回かとおもったら意外と大事な回だった。
第4クール
OPテーマは脱TRFをし「Butterfly Effect」。前半は、波乱万丈なデュオ大会。後半はラスボス・ジュネ様に向かってヒロインたちが全力で頑張ります。果たして世界の煌めきは守られるのか・・・!?アツい連続ジャンプと、初期の頃よりずっと好きになってしまったヒロインたちの"心の飛躍"に目頭が熱くなります。
第40話 W告白?好きです先輩! ★
フリーダムdisり。"わかな"か"あん"かは、フローラかビアンカかと同じくらい重要な問題ですが、私個人としてはフローラ派であると同じ感覚で"わかな"推しです。あんも好きですが。あんとわかなのデュオショー、とても可愛いです。
第41話 星がつなぐ絆
色恋に惑わされずパートナーらしくしてるおとはがかっこいいし、メルヘンプリンセス代表のおとはが「女の子も王子様になれる」ポリシーなのが意外だった!
第42話 なるピンチ!消えたラブリン
いつも元気な女の子が泣いていると辛い。カヅキ先輩の「ちょ待てよ」いただきました
第43話 天使の決意 ★
哲学的でよくわからなかった
第44話 虹の救世主は君ジャ! ★
前回の哲学パートの解説と、勝利条件確認。カヅキ先輩の「ちょ待てよ」いただきました
第45話 薔薇の革命 ★
レイさまきた〜 キンプリおなじみ回
第46話 開幕!オーバー・ザ・レインボーセッション
おとは覚醒待ってた!
第47話 愛に輝く幸せの星 ★
重いよ!からの、なんと爽快感のあるジャンプ!
第48話 私らしく、人間らしく ★
わかな回に外れ無し。べる様のジャンプの解説わかりやすかった
第49話 命燃え尽きるまで・・・ ★
ジュネ様のオーラ
第50話 煌めきはあなたのそばに ★★
なるの「まどか」みを再評価。実質の最終回。
第51話 GIFT ★★
いろいろあったが、最後に男子の方のフラグも回収してくれて嬉しい。欲を言うとベルローズも観たかった。
「キンプラ」を観るにあたり最低限あった方が良いと思うざっくり前提知識
(これから「プリティーリズム・レインボーライブ」を観る方は、読まない方が楽しめます)
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ネタバレ回避用余白
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本当にいろいろ語りたい気分だし、全部観て欲しい気持ちがあるのですが、強いて言うなら以下は知っ得かなと・・・。
- キンプリでの話(Over the Rainbowの三人の過去と、キンプリでの別れの話、現在のエーデルローズ生sの情報など)
- "プリズムワールド"という別世界から使者が記憶をリセットしながら度々現世にきており、初期アバターは「りんね」という。
- ジュネ様は本編のラスボスで、正体は愛に目覚めてバグった"りんね"。最後は消されず人間になったが、引き換えに記憶喪失に。
- 「プリズムストーン」は本編でヒロインたちが所属していたお店。かつてのストリートのカリスマが切り盛りしている。
- コウジの彼女は本編のヒロインの一人であり、キンプリにも登場するユウ(ゼウス)の姉である「涼野いとちゃん(クロス)」。なおユウくんは別のヒロイン「べる様」のファンのため、べる様とフラグを立てがちなヒロ様をライバル視している。身近に因縁ある人多すぎて、そりゃ反抗期になるわという気持ち。
断捨離でのアイテム別処分の仕方(捨て方・売り方)
先日ゲームを処分した記事を書きましたが、実はアイテム別の処分方法の記事として書き始めて、ゲームのところだけ異様に長くなってしまったのでカットしたという背景があります。
yzuame.hatenablog.com
今回は、ゲーム以外も含めて、断捨離されるモノたちの運命を、私がどうすることが多いかまとめた記事です。
ポリシー
- 一度にすっきり重視(フリマアプリやオクを使わない)
- 簡単に、でもお金をかけずに処分したい(断捨離業者を使わない)
- 可能であれば換金するが、そこまで売り上げにはこだわらない
本、CD 、DVDなど
Amazon出張買取も評判良いらしいですが使ったことはまだありません。
絶版の漫画とかは「駿河屋」も良いです。
もし蔵書に癖があるなら特化した買取サービスを調べてみるのもいいと思います。
例)技術書特化→ bookcyber.net - bookcyber リソースおよび情報
今は買取価格の横断検索も楽なので、軽く傾向を調べてからまとめて売る場所を決めるのもいいですね!
このあたりはバーコードの数字での検索にも対応しているので、バーコードアプリで読み取ってコピペすると楽です。
ゲーム
買取価格が売る場所によって数千円違うこともあるので、時間があれば前回の記事のように調査して売る場所を決めるのが良さそうです。
ゲームソフトだけで5本以上あり、定番タイトル揃いならば「ドラゴンスター」が高く売れる実感がありました。
おもちゃやDVDと一緒で、面倒なら上の「駿河屋」にまとめて送ってしまうので良いのでは。
洋服
基本的に古布扱いで捨てていますが、「まだ数回しか着ていないのにもったいない」というのはお洋服を捨てる時の最大の障害だと思うので、リユースを検討するのも戦略です。「ツーハンズ」は利用経験あります。ブランド品だったら他にもいいところがありそうですね。
パソコン、ガジェット
完全にデータを消すのが面倒だったり、メーカーに処分を頼むと有料だったりするパソコンやタブレットなどの端末。データを丁寧に消して中古販売するにしても、誰でもその気になれば復元できる世界なので、個人的にはちょっと怖いなと思っています。
ということで一番てっとり早いのは、HDDの消去に自信がありそうな「パソコンファーム」に送りつけることだと思っています。買取狙いではなく処分になります。
ちなみに「パソコンファーム」はかなり懐が広く、PCパーツや家電や古着を入れても大丈夫らしいです。
第三者の手によるパソコンデータの復元が怖くないならば、型落ちでもガジェット類はそこそこ高く売れると思うので、査定結果に不満の場合返送代金がかからないようにソフマップなどの店頭で売るのも良さそうですね。
キッチングッズ
売るという経験はしたことがないのですが、綺麗な台所用具やカトラリーの処分に困ったらそういう買取サービスもあるようです。
家電
まとめて捨てるのではなく、家電の入れ替え時の技になりますが、最近知ったTIPSを。
ヨドバシのテレフォンショッピングの「新しく家電を買うと古い家電を100ポイントで下取りしてくれる」のが便利です。追加の手数料もないですし。これ、キャンペーンと言っていますが結構ずっとやってる感じがします。粗大ゴミで出しても手間がかかるし、数百円かかることが多いのでありがたいですよね!
注意点としては、ヨドバシのネットショップ「ヨドバシ・ドット・コム」では対応していないので、ネットショップを見て買う製品を決めたらそこではポチせず、テレフォンショッピングに電話して、それを買うという手順を踏む必要があります。下取り対象の条件が複雑なため電話で確認していると説明されました。
番外1:断捨離でモノを売った時の確定申告は?
処分する量によっては、約10万円とかになることも珍しく無い断捨離。掃除してすっきりして臨時収入でラッキーとも思いますが、「雑所得」が発生しているわけなので、所得税が気になるところ。こういう雑所得が年間で20万円を超える場合は、会社員でも確定申告が必要になるらしいので注意しましょう。儲けるために買ったわけではなく、生活に必要で買って適切に処分しただけということが認められればその限りでは無いようですが、判断基準は曖昧です。
uridoki.net
番外2:断捨離テーマ曲
断捨離のテーマ曲としてB'zの「LOVE PHANTOM」が良いという話がTwitterなどで話題でした。今度試してみたいと思います。
断捨離について調べていたら、「断捨離にはテンポが大切。LOVE PHANTOMを流し、くそ長いイントロ中に袋と仕分けしたいものを用意し、曲が始まったらリズムに合わせて物を袋に叩き込む」って書いてあるブログ見つけて、断捨離したくてウズウズしてる今
— らいあん (@allian7) 2017年5月24日
mypiyo.hatenablog.com
ちなみに私のお気に入り断捨離テーマ曲は「勇者特急マイトガイン」のEDの「Black Diamond」です。やはりいい意味で(?)モノに執着しないちょっと悪っぽい歌でテンションを上げるのが良いと言えそうです。
画像は全てCOMICOの「マジカルゴ」第62話「不老の幹部」を使わせていただきました。断捨離中いつも思い浮かべている大好きなネタです。(魔力の源として魔界で捕まえられた妖精が売られてしまう非情なシーン)
ゲームソフトを買取価格検索して「ドラゴンスター」「コレクション・モール」「駿河屋」に売った話
模様替えをきっかけに、モノの処分祭を決行しました。
メルカリやメルカリカウル、オタマートなどのフリマアプリやネットオークションを使う方が高く売れるのはわかっています。が!そこは一括で手放してすっきりしたい!住所などが全ての買取相手にバレるのもなんとなくいやだし、そもそも発送するのめんどい!!!
以前は以下のような記事を買いました。
yzuame.hatenablog.com
今回は古いゲームソフトをどどんと手放す計画です。目指せミニマリスト!(ミニマリストは数年で200本もゲームソフトを溜め込まない)
宅配買取の基本的な流れ
(画像はドラゴンスターさんより)
事前に点数を数え、サイトより申し込みし、梱包し、申し込み書と身分証明書のコピーを同封して指定の配送業者で着払いで送るだけです。配送業者は、郵便局やヤマトだとLINEから集荷のお願いもできるので楽に感じます。私はもっぱら点数を登録し箱詰めするだけの簡単な方法を使っていますが、売るモノの名前を一点一点登録して事前に見積もりを取れるような売りかたも対応しているところが多いです。
ゲームソフトの販売は価格を調査してから利用するお店を決めよう!
ゲームソフトはサービスごとに全然買取価格が違います。あるPS4のソフトが5000円台で買い取ってくれるサイトと2000円台のサイトがあったり。昔はあまり買い取り価格の横断検索なんてできなかったのですが今はいろいろなサイトが出てて楽ですね。
uridoki.net
hikakaku.com
hikakutyou.com
サクサク比較するならアプリが便利!
私は、iPhoneのバーコードリーダーアプリでバーコードをスキャンし、読み取ったJANコードをコピペしてURIDOKIのアプリで買取価格ランキングを検索しました。1本につき、数秒で判定できます。
https://itunes.apple.com/jp/app/uridoki-%E8%B2%B7%E5%8F%96%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E6%AF%94%E8%BC%83%E3%81%A7%E9%AB%98%E3%81%8F%E5%A3%B2%E3%82%8B/id1096034060?mt=8&uo=4&at=11lPXT
今回は、以下の三店舗を利用しました
ドラゴンスター
5000円オーバーで買い取ってくれるソフトがあったところ。ゲームソフトの買取特化だけあり、新しめのタイトルなら買取価格が他所の倍以上ということも。反面、発売から6,7年以上経っているようなソフトだと他所よりやや安いことも。レトロゲームの範疇と言えるような、もっと古いソフトだと、また他所より高くなる傾向もあります。
査定・入金スピードはサイトのトップページの記述通りでした。「入金スピードに自信!」とありますが、平均的だと感じました。今回は一週間くらいでした。「荷物が到着しました」の連絡が無くて不安でしたが、良くみたら到着連絡しないよってちゃんと書いてありました。配送指定業者は佐川。品物は5点から着払いOKと言うのも親切ですね。何をいくらで買い取ったか、連絡がもらえたのも良かったです。他はブラックボックスなので・・・
コレクション・モール
価格検索の結果、ドラゴンスターとタイをはる場面も多かったです。総括すると、たとえ古くても、大衆的なゲームは他所より高く売れます。あと、「ドラゴンスター」の苦手な7、8年前のソフトが100円などちゃんと値段がつくのも良心的(他は50円以下とか)。ドラゴンスターとコレクションモールを両方利用することで、ちょうど補完できました。あと、フィギュアやおもちゃ、ガンプラ、書籍なんかも手広く買い取ってくれるのが便利でした。プラモやフィギュアは箱なしや作りかけでもOKだそうで。断捨離がはかどりますね!
また、送料無料にする条件が極端に優しいです!ダンボール箱の大きさの指定や配送業者の指定も無いのには驚き。現在はアイテム10点以上で送料無料にしてくれるようです。査定スピードも早かったです。
駿河屋
本や漫画、CDなどの宅配買取でいつも利用している駿河屋さん。ゲームに強いという印象はありませんでしたが、調べてみたらゲームも安定感あり、さすがだなと思いました。オンライン中古販売に強みがあるからなのか、「出荷本数が少なくてそこそこ貴重なんだだけど誰も買わないよな」と思えるゲーム(Xbox360のマイナーなゲームとか洋ゲーとか)にちゃんと値段がついて嬉しかったです。マニアック系に強いのかな?
査定と入金のスピードについては時期によってムラがありますが、遅くなるときは連絡をくださるのが信頼感があります。また、申し込みしたあとの自動メールに、「荷物の発送をしました」ボタンが押せるページへのリンクがついているので、忘れず押すといいと思います(忘れがち)。配送指定業者は郵便局。
上記3箇所をまとめると
- ドラゴンスター
- ゲーム特化で強い。現行〜一世代前のハードの定番ゲームや、中古市場価値がついているゲームに特に強い。
- コレクション・モール
- アニメ原作のゲームや、キッズ寄りのゲーム、一世代〜二世代くらい前のハードのゲームに強い。ホビーアイテムや書籍もOK。
- 駿河屋
- そもそも出荷本数が少なそうなマニアックなゲームに強い。わりとなんでも買取してくれる。業界大手の安心感とスムーズさ。
注:私の感じた大まかな傾向です。例外多々ありますし、買取価格は検索できるので検索がオススメです!
その他
今回は利用しませんでしたが、TSUTAYAの店舗でゲームを売ったこともあります。TSUTAYAはその時「20点以上でボーナス」みたいなのをやっていたのですよね。また、ネット宅配ではなく、フラッと店舗に持っていって売ることもできます。金額を聞いて止めるのも自由。返送料もかかりません。
こういう点数に応じてボーナスは侮れないものも多く、今回は「全部GEOに売る」選択肢とも迷いました!「200点以上でボーナス6万円」と言うキャンペーンの最中だったもので!「100円以上の商品」しか点数にカウントしてもらえないのと、買取価格が高額商品以外は非公開であったのでギャンブルに近いと思い今回は利用しませんでした。もし今回のボリュームゾーンである「ニンテンドー3DS」「PS3」のソフトが全部買取価格が50円とかだったらボーナスは狙いにくいですからね・・・。
買取横断検索だけではなく、こういう大手のコンボボーナスを狙うのもありだと思います!ゲオ以外だと、コムショップやソフマップも、ユーザが多い印象です。
戦果
今回の成果は、本や玩具も合わせて10万円でした。ゲームソフト以外のものも混ざっているのであまり参考にはならないと思いますが、内訳は以下です。
買取サービス | 内容 | 金額 |
ドラゴンスター | ゲームソフト50点 | 4万円 |
コレクション・モール | 玩具とゲームソフト 計40点 | 2万円 |
駿河屋 | 書籍とゲームソフト 計150点 | 4万円 |
コレクション・モールさんは、数字をみたときは「もう一声!」と思いましたが、良く考えたらコレクション・モールさんは他所ではおよそ買取価格がつかないようなモノばかり送ってしまっていたという面もあったのでした。そう考えると、これだけの値段をつけてくれたのは感謝。
総括
ゲームや本はダウンロード購入が増えましたし、冒頭に書きましたがメルカリなどのフリマアプリも普及しています。リユース業界は打撃を受けているとのことですが、一括でモノが処分できるのは個人的にはまだ価値を感じています。良いお店には生き残ってもらって業界内で切磋琢磨して欲しいです。とりあえず、コミックスの買取に絶大な信頼を置いていたアーカムブックスさんがなくなってしまって悲しいです。
toyokeizai.net
toyokeizai.net